なぜ消費税率を10%に引き上げたの?

キーワードは “少子高齢化”

今までにも何度が引き上げられている消費税率、

2019年は、とうとう10%にまでアップしました!

そんなに消費税を集めて、一体に何に使うんだい?

ここを理解するキーワードが、少子高齢化です。

前回の記事でもご紹介しましたね😊

社会保障費が増加する原因!-少子高齢化の問題点とは?-

2019年11月2日

近年の日本では、お年寄りの割合が増え、医療費や介護費など(★1)にお金がかかるようになっています。

(★1 まとめて社会保障費と呼ばれます)

社会保障費にどんどんお金が消えている今、国の収入だけでは足りない状況なのです(★2)

(★2 保険料や税金だけでは社会保障費をまかなえないことから、国の借金が増えています

国の借金、「国債」とは?

2019年10月28日

この状況から抜け出すために、打ち出された政策が消費税の増税なんですね。

足りないお金を補うんだね!

国や地方自治体の収入を増やして、これ以上借金を増やさないような仕組みに変えていくことは、消費税率アップの大きな目的ですね😊

国の借金は誰が返すの?

2019年10月29日

ですが、今回の消費税率の引き上げは…

子育てする人にもメリット!その理由とは?

10%への消費税率アップで増えた収入は、子育てのしやすい環境づくりにも使われます。

たとえば…

  •  幼稚園・保育園に払う費用を軽くする
  •  こどもを預けやすい環境をつくる(保育園を増やすなど)
  •  育児休業を取りやすくする

といった取り組みにも増税分が使われるんです😊

より子育てしやすい環境になれば、働くお母さんももっと増えそうだね

同時に、安心してこどもを産みやすい環境になるとも言えますよね。

こどもや働く女性が増えることは、社会保障費用を支える働き手を広げることにもつながります。

社会保障費用をまかなう保険料や税金を払う人が増えるってことだよね

※ 消費税増税分は、この他、医療・介護サービスや年金制度の充実にも使われます。

消費税は、年齢に関わらず負担し、景気にも左右されにくいと言われています。

消費税アップを通して、みんなで社会の変化に対応していこうとしているんだね