国と地方自治体は、それぞれ税金を集めていますが…
国が集めた税金を、地方自治体にも渡しているらしい!
国が集めた税金の中から、地方自治体に配っているお金のことを、地方交付税交付金といいます。
地域によって税収に差がある!?
地方自治体も税金を集めているのに、なぜ国が集めた税金をもらっているんだい?
地方交付税交付金の目的は、
日本のどの地方自治体も、きちんとサービスを提供できるようにすること
です😊
収入が多いほど、その企業や個人がおさめる税金は多くなる傾向にあります(法人税、所得税など)。
つまり、
大きい企業が集まり、人口が多い大都市ほど、集まる税金も多くなるのです。
かたや、
企業があまり立地しておらず、住民も少ないような地域では税収も少なくなりがちです。
地方交付税交付金が必要な理由とは?
地方自治体は、集めた税金を使って住民にサービスを提供しているんだよね?
そうです。
地方自治体が提供しているサービスは、
教育、消防、ごみ処理、警察など…
私たちの生活に身近で、欠かせないサービスばかりです。
このまま何も対策をしなければ、
税収の少ない地域では、サービスの質が落ちたり、はたまた、サービスが提供できなくなったりしてしまいます。
それで、地方交付税交付金が必要なのか!
日本のどの地域においても、必要なサービスをきちんと住民に届けられるよう、地方自治体に足りないお金を国が補っているんですね😊