税金の使い道④-地方交付税交付金-

国と地方自治体は、それぞれ税金を集めていますが…

国が集めた税金を、地方自治体にも渡しているらしい!

国が集めた税金の中から、地方自治体に配っているお金のことを、地方交付税交付金といいます。

地域によって税収に差がある!?

地方自治体も税金を集めているのに、なぜ国が集めた税金をもらっているんだい?

地方交付税交付金の目的は、

日本のどの地方自治体も、きちんとサービスを提供できるようにすること

です😊

収入が多いほど、その企業や個人がおさめる税金は多くなる傾向にあります(法人税、所得税など)。

つまり、

大きい企業が集まり、人口が多い大都市ほど、集まる税金も多くなるのです。

かたや、

企業があまり立地しておらず、住民も少ないような地域では税収も少なくなりがちです。

 

地方交付税交付金が必要な理由とは?

地方自治体は、集めた税金を使って住民にサービスを提供しているんだよね?

そうです。

地方自治体が提供しているサービスは、

教育、消防、ごみ処理、警察など…

私たちの生活に身近で、欠かせないサービスばかりです。

このまま何も対策をしなければ、

税収の少ない地域では、サービスの質が落ちたり、はたまた、サービスが提供できなくなったりしてしまいます。

それで、地方交付税交付金が必要なのか!

日本のどの地域においても、必要なサービスをきちんと住民に届けられるよう、地方自治体に足りないお金を国が補っているんですね😊