国や地方自治体は、税金を使ってさまざまなサービスを提供してくれています。
と、ここで疑問が…
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税金を使うんじゃなくて、サービスを受けた人がそれぞれ代金を払えばいいんじゃないの?
たしかに、サービスにかかるお金を税金でまかなおうとすると、
国や地方自治体が税金を集めて、それをチェックして…
という作業が必要です。
なぜ、わざわざ手間をかけてまで、税金を集めているのでしょうか?
ここを理解するためのキーワードは、「支え合い」です。
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国や地方自治体が提供しているサービスは、
- お医者さんにかかる
- 介護を受ける
- 教育を受ける
など…といった時に必要となるものです。
つまり、私たちが生活していく上で欠かせないサービスなんです。
もし、サービスを受けた人がそれぞれ代金を払うような仕組みにすると…
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代金を支払えない人は、サービスを受けられなくなっちゃうのか…
より良い社会を作っていくためには、
たとえ代金を支払えなくてもこれらのサービスを受けられた方がよいですよね😊
その他にも、
地域の安全を守るためにおまわりさんがパトロールしたり、
国をおびかす敵がいないか監視したり
…といった活動にも税金が使われています。
これらのサービスについて、代金を支払う人を決めることはできるでしょうか?
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それは、ちょっと難しいかも…
そこで、「これらのサービスにかかるお金は、皆で分担して払おう!」ということになったのです。
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それが税金なんだね!
税金は、年齢に関わらず、みんなで広く負担します(★1)。
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★1 たとえば消費税は、収入があるかどうかに関わらず、物やサービスを買うと課される税金です。
また、たくさん稼いでいる人ほど、たくさんの税金(★2)を納めます。
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★2 所得税や法人税は、収入が大きいほど納める税金の額も大きくなります(垂直的公平)
このように、税金は
みんなが必要とするサービスに使うお金を
みんなで広く公平に分かち合うことで
力を合わせてより良い社会をめざすことを目的としているのです。