国や地方自治体は、私たちの生活にたくさんのサービスを提供してくれています。
ところが!
国や地方自治体が集めた税金だけでは、
これらのサービスを全て作るのには足りません。
そこで国が頼っているもの、
国の借金は、税金で返済しているんだよね
そうなんです。
今回ご紹介する税金の使い道は、「国の借金の返済・利子の支払い」です。
借金をしたら、
期限までに返済をしなくてはなりません。
さらに、
利子(✭)も支払わなくてはなりません。
(✭ 利子とは、お金を借りる代わりに支払う、いわばお金の使用料のようなものです😊)
つまり、
借金をすると、
ゆくゆくは借金の返済や利子の支払いのためにお金が必要となる
のです。
そこで、
集めた税金を支払いにあてているのです。
税金だけではサービスを作るのに足りないから、借金してるのに…
そう、サービスを作るための貴重な税金を、借金や利子の支払いにあててしまっているんですね😢
借金が増えるほど、
将来、借金の返済や利子の支払いに必要なお金が多くなります。
みんなが稼いで納めた税金のうち、
公共のサービスを作るためには使わずに、
借金返済や利子の支払いに回す分が多くなってしまうのです。
これ以上国の借金を増やさないように工夫する、
さらには借金を減らせるような対策をとる、
(つまり、国の財政再建)はこのような理由から大切なんですね。