税金の使い道⑤-国債の返済・利払い-

国や地方自治体は、私たちの生活にたくさんのサービスを提供してくれています。

ところが!

国や地方自治体が集めた税金だけでは、

これらのサービスを全て作るのには足りません。

そこで国が頼っているもの、

国の借金、「国債」とは?

2019年10月28日
国の借金は、税金で返済しているんだよね

そうなんです。

今回ご紹介する税金の使い道は、「国の借金の返済・利子の支払い」です。

借金をしたら、

期限までに返済をしなくてはなりません。

さらに、

利子(✭)も支払わなくてはなりません。

(✭ 利子とは、お金を借りる代わりに支払う、いわばお金の使用料のようなものです😊)

つまり、

借金をすると、

ゆくゆくは借金の返済や利子の支払いのためにお金が必要となる

のです。

そこで、

集めた税金を支払いにあてているのです。

税金だけではサービスを作るのに足りないから、借金してるのに…

そう、サービスを作るための貴重な税金を、借金や利子の支払いにあててしまっているんですね😢

借金が増えるほど、

将来、借金の返済や利子の支払いに必要なお金が多くなります。

みんなが稼いで納めた税金のうち、

公共のサービスを作るためには使わずに、

借金返済や利子の支払いに回す分が多くなってしまうのです。

これ以上国の借金を増やさないように工夫する、

さらには借金を減らせるような対策をとる、

(つまり、国の財政再建)はこのような理由から大切なんですね。

国の借金は誰が返すの?

2019年10月29日